【 キマワリの蛹の背中に透けて見える背脈管 】

昆虫の体のつくりは、私たち人間とは異なります。私たちの心臓に相当する箇所は背脈管と呼ばれています。背脈管は、腹部から頭部に向かって体液を送りますが、前方が私たちでいうところの大動脈、後方が心臓に相当します。映像は、キマワリの蛹を背中から見たところですが、背中の中央を走るようにうっすらと背脈管をみることができます。体液が頭部の方向に送られているのが判ります。

コウチュウ目ゴミムシダマシ科