【 キアゲハの蛹化 】

キアゲハの幼虫は、とても特徴的な模様を持っているので、他のアゲハチョウの仲間とは区別しやすいです。食草もセリ科で、他のアゲハチョウの多くがミカン科を好む点と異なっています。蛹化する場所を見つけた終齢幼虫は、まず糸を丹念に吐いて、お尻をくっつけるための糸座と呼ばれるものを作ります。糸座にお尻をくっつけたら、今度は帯糸と呼ばれる、ベルトのようなものを作り、その輪の中に体を通します。帯糸に寄りかかるようにして体が安定したら、蛹化の準備は完了です。蛹化の様子は、映像でお楽しみください。

チョウ目アゲハチョウ科